まんが王国で「丸山遊女～復讐の蕾～」単話版30話、単行本版6巻が配信されました。
単話版30話は、主人公碧羽が、やっと江戸時代長崎の丸山遊郭の遊女の中で最高位の「日本行」太夫の昇格が決まった回です。
幼馴染の阿蘭陀人と日本の遊女との混血児丈吉とも、二人で祝います。
江戸時代中期の混血児の環境は、上記のP17通りでとても不遇です。
その説明も今回いれることができました。
そんなお祝いムードの中、主人公の危機一髪に陥るラストで、単行本7巻のラストとなります。
連載がここで休載となるため、このラストP2を描いておきました。
単話版28話で目線を、主人公の初めての禿彩華視点で描き、主人公を目の敵にして出てくる幼馴染玉藻の再登場も、このラストの事件につながる伏線です。
ここで休載に入るのは、とっても作者としても悲しくてたまりませんでしたが、花魁の髪飾りが予測以上にかなり時間がかかり、毎月連載が不可能となりました。
「毎月連載できなければ、休載にしてほしい」
という版元の意向なので、私ではどうにもできません。
単行本版でいうと10巻はいく連載でしたが、今以上にアシスタントさんを雇わねばならず、江戸時代のアシスタントをできる方は希少でなかなか見つからず、見つかっても現状の原稿料やロイヤリティでは、資金不足で毎月連載再開のめどはまだ立っておりません。
それだけ花魁の髪飾り描きが、江戸時代の背景を描くことよりももっと時間と費用がかかるのです😢
この単話版25話P36も、花魁の髪飾り描きが描いても描いても終わらず、1月末に上げるつもりが、1月中にあがりませんでした💦
休載が決まった時はショックで泣いておりましたし、その後も配信は続いていたのですが宣伝するのもつらい状況でした。
でもこの単話版30話を上げる1日前に、自分が以前から希望していたジャンルの新規連載が決まったので、次の新規連載に全力を注ぐべく、気持ちがやっと切り替わってきたところです。
「丸山遊女～復讐の蕾～」の連載中も、割と絶え間なくいろいろなジャンルの連載のお話はきていたのですが、「丸山遊女～復讐の蕾～」が話が進むたびに作画時間がかかるようになり、すぐお受けできないでおりましたので、「休載」と確定して条件的に受けやすくなったことは確かです。
急な休載で危うく無職になるところでしたが、ご依頼を先着順で決めず、自分の描きたいジャンルの連載のご依頼確定をギリギリまで待ちました。
おかげで実績のある原作者様のコミカライズのお仕事をお受けすることができ、私ががんばった分が人気につながるジャンルなので、「丸山遊女～復讐の蕾～」の連載再開の資金をためるためにも、新規連載をがんばりたいと思います。
今はこんな気持ちです＾＾；（ランキング入りのお礼イラストがこれですみません💦）
9月24日23時59分まで、まんが王国で単話版1～5巻無料、単行本版1巻無料、2巻50％割引（会員登録必須）の大規模キャンペーンをやっております。
どうかよろしくお願いをいたします＾＾
