「丸山遊女~復讐の蕾~」25話が、kindleはじめ各電子書籍サイトで配信が始まりました^^
江戸時代中期の長崎の丸山遊郭の遊女は、異人を相手にするので、遊女が海外にさらわれそうになったり、一緒に海外に出られないので、無理心中を起こす異人もおりました。
もちろん遊女自身が、愛する異人と一緒に海外逃亡をはかった事件も何件もあります。
士族で金持ちの唐人 林劉邦(りん りゅうほう)は、長崎の唐人屋敷の長い居続けで主人公碧羽を愛し、清国に連れて行ことする回です。
この事件をきっかけで、主人公は自分が今誰が好きなのか自覚をする回です。
そして連載企画当初から、描きたかった26話に繋がります。
林はここで退場でしばらく登場しませんが、また先で意外な姿で主人公の前に現れます。
そのためけっこう長く唐人屋敷編で登場させた人物です。
「丸山遊女~復讐の蕾~」の連載は、地元長崎ということもあり気合が入っていろいろ調べて、遊郭の話なので作画に力をいれたく、作画が本当に楽しかった連載です。
昨年8月まで、まんが王国さんでは漫画編集のシステムが整っておらず、プロット、ネームのお返事がとても遅く…
返事待ちで、丸1か月何も作業ができない月もあったり…
2週間で下描きからペン入れを上げなくてはならなかったりと…、かなり連載当初からスケジュールに苦労して、続けてきた連載です💦
担当さんにプロットやネームをお送りする際には
「早くお返事をください。
○○日までにお返事を頂けないと、締め切りに間に合いません!!」
と、毎回何度も催促ばかりしていました。
昨年8月からは新しい担当さんが変わられ、連絡も早く、ネームや完成原稿をお送りすると、いつも感想を言っていただき励ましてくださり、大変熱心なありがたい担当さんです🥰
自分が描きたかった漫画をやっと描けて愛着を持って、いろいろな苦労を乗り越えてきた連載なのですが、コロナ渦の影響の収入減が響いてしまい、作画時間やアシスタント料のかかる「丸山遊女~復讐の蕾~」は、毎月連載も連載自体も今危ぶまれている状況です。
各電子書籍サイトで差はあるのですが、ファンの方は徐々についてくださっているので人気がないわけでもなく、すごく人気があるわけでもなく…💦
長崎弁の方言で読みにくかったり、丸山遊郭のシステムの説明が多かったり、電子書籍配信向けのコマ割りでは最初のころはなかったりと、江戸時代、遊郭などの時代考証にこだわりすぎた、主人公は遊女になるときにキャラデザインが大人っぽすぎた…などの私の反省点も多いです。
昨年11月からほとんどお休みなく連載の執筆をつづけてきて、3月はぎっくり腰で動けなくなり、4月はひどい胃腸炎になり、OneDriveのデータ自動大量削除事件で、心身的にもかなり疲れ果てました…😿
今仕上げアシスタントさんがどんどん4月から2本同時進行の1本目のトーンを貼ってくださっているので、
「疲れた…」
などと、言っていられないのですが^^;
1本目が明日完成で、2本目の下描きもギリギリ一緒に終わる状況なので、終わったら免許更新や、商工会議所にまた事前登録に行くので、それがお休みになるかなという感じです。
どうか各電子書籍サイトの「丸山遊女~復讐の蕾~」をよろしくお願いいたします^^
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