今月締め切りの原稿は無事にあがりました^^
完成したばかりの原稿の1コマに、予告カット風に文字をいれてみました。
1度やってみたかったのです^^
今月締め切り分で、主人公の長い唐人屋敷の居続けが終わり、舞台は丸山遊郭に戻り、主人公がいよいよ丸山遊女の頂点「日本行の太夫」に上り詰める新章に入ります。
丸山遊女は、江戸時代の他の遊郭とはシステムや遊女のランク分けにかなり違いがあります。
長崎ではどこの国の客を相手にするかで、ランクが決まっておりました。
江戸時代の幕末になるとアメリカ、イギリス、ロシアとも開港するので、上記のランクは、おおよそ江戸時代中期までです。
もう連載3年目に入りました。
連載を始めるときに、前担当さんから
「できるだけ長く連載を続けてほしい」
というご要望もあり、連載が決まってから専門学校の講師や広告漫画のお仕事をしながら半年間、連載の準備をしました。
長崎に帰省しての取材、膨大な資料の読み込み(読み込みすぎ💦)で、連載はまんが王国さんから、
「そろそろ終わらせてくれ」
と、言われるまで何話でもかけるようにして、話を続ける回数で復讐相手を強敵にしたり、新しい登場人物を増やす準備もしておりました。
それでもう連載3年目になり、まだ
「しっかり毎月連載ができるようにしてほしい」
と、ご要望もされて本当にありがたいことです。
他の遊郭とはあまりにもシステムが違いすぎるので、復讐話を進めるより、システムや唐人屋敷の様子などの説明に終始して、主人公をしっかり成長させました。
舞台が出島だったら、読者の方もよくご存じで、まだ説明に回数は取られなかったのですが^^;
新章になり主人公の日本行の太夫昇格のお目見えと、復讐相手との攻防がメインのお話にやっとなってまいります。
連載を3年目まで続けさせていただいたので、敵もなかなかの強敵になっており、まだまだ主人公は楽には復讐できず、苦難や波乱は待ち受けております。
残念なことに今月の回より、私が思いもよらぬコロナウィルスの感染拡大の影響を受けかなりの収入源となり、制作時間のかかる「丸山遊女~復讐の蕾~」はページ数を減らしての毎月連載に移行しました。
また今まで通りにP30以上のページに戻せ、私の思い描いたラストまで描けるように、がんばりたいと思います。
「丸山遊女~復讐の蕾~」を引き続き、どうかよろしくお願いいたします^^
◆単話版
◆単行本版
5巻配信ももうすぐです。
お待ちください。