数年前とあまり変わらないのですが、現在の仕事環境です。
最近ネーム時は、できたところを確認するために、途中でもPDF化で書き出して、こんなに確認をしながら、ネームの修正をしています。
電子書籍での連載ということもあり、
「PCとiPadの画面でどう見えるか?」
も確認しながら、ネームは制作するようになりました。
モニター画面がオレンジ色なのは、「f.lux]という無料ソフトをDLして、カスタムでその時の作業で調節します。
キーボードは無線なのでテキストを打つ必要がないと、横において液晶タブレットを前に出します。
モニターは、ガスレンジの調味料おきの棚において、ちょっと上げています。
液晶タブレットは、Wacom Cintiq Pro16です。
以前はワコムの22HDを使用していたのですが、画面が大きすぎて、線画のストロークが長く、作画時間がかかったり、肩こりがひどくなってしまったり、描きやすい高さの調節もできず、Wacom Cintiq Pro16に変更をして、肩こりがだいぶ軽減されました。
液晶タブレット自体が、22HDほど熱くならないので、夏もずいぶん楽になりました。
難を言えば、クリップスタジオの素材ブラシのDLが増えすぎて、さすがに
「ちょっと画面が狭くなってきたかな~^^;」
と、最近思うようになってきたりで、なんとかサブツールは開いたり、閉じたりしてやっています。
20インチのサイズだとちょうどいいのですが…、21インチ以上はでかすぎますね^^;
そして左手キーボードのショートカットを使用しながら、作業しています。
セルシスのタブメイトも持っているのですが、クリップスタジオ以外の他のソフトには使用できないので、いちいち持ち替えるのがめんどくさくなり、この左手キーボード一択になりました。
最初の設定がちょっと戸惑うかもしれませんが、そこまでは難しくなく、キーボードに好きなショートカットを登録できるので、私の作業では必需品です。
最近は緊急事態宣言が繰り返し出るので、大好きな温泉旅行に行ったり、のんびり外食したりすることもなくなったので、iPadでの作業はほとんどなくなりました。
ネームや下描きまでは、iPadでもできるのですが、自宅での作業だと断然PC前の液晶タブレットで描くのが早いので、ほとんど現在は使用していません。
私の場合は、iPadのペン入れは思うようなペン入れができず、厳しいです^^;
なんとか昨日予定のラフネームは終わったので、今日は久しぶりに鍼治療に行ってきます。
コロナワクチン接種を7月13日に1回目の予約をしていて、11,12日にはアシスタントさんが入られるため、かなりギリギリですがいけそうです^^
鍼灸治療から帰宅してから、枠線引き、フキダシ、貼り込み背景、アシスタントさん用の資料画像を貼り、3D背景やデザインドールのポーズのSSも今回のネームはけっこう貼りそうです。
もうすでに背景や3D背景やデザインドールのポーズのSSを貼っているページもあります。
なのでラフネームができてから、担当さんに送るまでがまた1日間~数日かかる感じです。
こんなやり方で、ネーム制作にとても時間がかかりお恥ずかしいのですが、私以外にもこのようなネーム作業をやっていらっしゃる漫画家の山田圭子先生がいらして、ちょっとほっとしたりしています。
すごく美しい画面構成をされて、
「尊い~✨」
と、いつも思いながら読ませていただいています。
このようなネームのやり方を
「下絵ネーム」
と、呼ぶみたいです。
通常はラフネームが終わったらすぐ担当さんに送り、ネームのOKをもらってから枠線をひいたりフキダシを貼ったりするのが、一般的です。
なので早い方は、1日間でもすごい量のネームを描かれたりします。
逆にネームを描かれず、原稿用紙にすぐ下描きを始められる漫画家のさちみりほ先生など、私が知っているだけでも女性の作家さんで3名ほどいらっしゃいます。
めちゃくちゃ作画が早くて、お話ももちろん面白いです!
うらやましくて、脳内がどうなっていらっしゃるのか、覗いてみたいです^^
自分にあったネームのやり方が一番ですね~^^