2月27日の夜には原稿があがって、すぐ寝たのですが途中で目が覚めて、ベッドで横になって、iPadで落描きしたものです。
全身描くつもりだったので、サイズはめちゃくちゃ小さいのを大きめに出していています^^;
アップルペンシル用のエレコムの極細芯を1月に買っていたのですが、試描きをする暇がなかったので、お試がてらでした。
私は筆圧が全くない上に、細い硬い線が好みで、通常のアップルペンシルの芯だとペン入れの線に変な抑揚が付き、入り抜きもきれいにできず、iPadでペン入れをするのをあきらめておりました。
でもエレコムのこの極細芯で描いたら、液晶タブレットに近い線が描け、そして質感もとても柔らかく、「丸山遊女~復讐の蕾~」では使いませんが、新作には十分使えそうです❣
「これはiPadを本格的に実践向けにするための設定や、方法を考えなくては!」
と、大喜びしました。
液晶タブレットの作業だと場所や高さなどがほぼ固定で、肩こりや腰痛が時間が立てばたつほど、きつくなってくるのですが、iPadだとどこでも描けるのは、本当にありがたいです^^
ベットに横になって描けるなんて、最高です。
iPadで不便と思うのは、まだ設定など不足しているのかもしれませんが、手の甲が触ってしまい、全然違うツールやブラシによく代わってしまうことです。
手袋かなにかが必要かもしれませんが、これから要勉強です。
それで調子に乗って、グリザイユ画法で色塗りも続けてやってみました。
横になって雑なタッチでお恥ずかしいのですが、以前のアップルペンシルではここまでも塗れなかったです。
最初はグリザイユ画法は、厚塗りの人向けで、グレーでしっかり描き込まなくてはいけないのかなと思っていたのですが、薄塗でも相性はいいことが単行本4巻表紙で塗ってわかったので、上に重ねる塗りつぶしの色を工夫しました。
グリザイユ画法は、グレーで塗った上に各色で塗りつぶしをしたレイヤーをオーバレイで2枚重ねます。
落描きで大雑把な塗りつぶしでお恥ずかしいのですが、このようにちょっとグレーが入ったくすんだ色で塗りつぶしをします。
塗りつぶし1をオーバレイに変えると、こんな色になります。
これでも落ち着いたいい色にはなっているのですが、もう1回塗りつぶしのレイヤーを複製して、2枚オーバーレイで重ねます。
2枚目を重ねたら、グレーがすっかり抜けます。
抜けたのはいいのですが、肌の影などがはっきりわからなくなったので、2枚目は
不透明度を下げ、一番上の1枚目で完成です。
落描きなので、2枚目は1枚目の塗りつぶしを複製をしましたが、2枚目はくすみのない色でパーツごとに塗りつぶしをしたほうが正式(?)な感じです。
ご説明がわかりやすいサイトです^^
上記で、下描きから1時間ぐらいなので、とても楽で早い塗り方でした^^
私がグリザイユ画法を勉強しているのは、早く色塗りができるようになるためと水彩タッチをきれいに出すためです。
この4巻の唐人男性の服のしわの色やタッチは、グリザイユ画法でないと今の私では出せなかったものです。
5巻表紙もグリザイユ画法でがんばって描いてみます^^
もう3月締め切りのプロットのOkをいただいたので、確定申告提出のためにポツポツ領収書を家計簿に打ち込みながら、今日からネームに入りました^^
確定申告が終わるまではなかなか落ち着けず、やらなくてはいけないことも多いのですが、1つ1つ片付けていこうかという感じです^^