初ハーレクイン作品「涙は隠して」の締め切りに追われて、休載していた連載「丸山遊女~復讐の蕾~」が再開されました~!!
すぐ再開をしたかったのですが、3巻目の新章突入で遊女になったばかりの主人公の説明や11話までの登場人物が成長をしたり、唐人屋敷に行ったりで、1コマ内の登場人物の密度がかなり高く、作画に時間がかかり、11月からの再開は…できませんでした><
周囲の人たちの変化は、想像通りだったり、意外な変化だったりが入っています。
唐人屋敷も3D背景を作成していただき、再現をいたしました。
日本人では遊女や役人など、一部の人たちしか入れなかった唐人屋敷に入ったところです。
現在長崎でも唐人屋敷は、お寺しか残っていなくて、取材はしてきましたが、資料がとても少なく、長崎歴史博物館内にある模型や昔の絵画などで、解読しながら作成をいたしました。
あまり歴史的な説明ばかりいれるとお話は進まず、あまり歴史に興味がない読者の方には嫌煙されるのですが、江戸時代の鎖国時代に唯一外交との交易を許された長崎で、日本や中国、オランダの文化がまじりあい、発展した様や情緒も加味したいとは思っています。
漫画は面白ければ、多少歴史的な説明をいれてもぜんぜん歴史に興味がなかった読者の方々にも興味は持ってくださるとは思うので、本当に私のこれからの頑張り次第ですね^^;
説明が多くなってしまうので漫画には入れられない歴史的な説明は、補足としてブログなりHPなりでも書きたいところなのですが、やっと連載が再開されたばかりなので、残念ながらもう少しかかりそうです。
連載が再開されるタイミングで、LINEマンガでも毎日無料で数日前から配信をされました。
少女・女性部門で、12月15日0時すぎ時点で269位、女性部門で75位に入らせていただいています。
もう見るたびに、ランキングがじわじわと上がっており、お読みくださり本当にありがとうございます!!
LINEマンガは、直感的にコメントをすぐ書いてくださるようで
「ひぃぃ~><」
と思いながら、恐る恐る心の壁をつくりつつ読ませていただきました^^;
無料分1巻でのご感想なので、たぶん読み進めていただけると、作画レベルはあげていっているので作画の問題は解決されるとは思いますが、作者から一言だけ配信されたばかりなので、お返事みたいなことを一部のコメントに書かせていただきます。
●「姉と主人公の顔を似ている」
姉妹だからだけではなく、ラストのお話に関係があるので、わざと似せて描いています。
●髪が鬘のよう
すみません。最初のほうは特に、3D鬘が制作していらっしゃる方が男性のため、構造がよくわかられず、思うようになかなか作成できず修正の嵐で、作画の時にも修正を加えつつ、連載を進めさせていただきました。
主人公の結綿は、もう10回以上修正をしていただきました^^;
あとはツヤベタや生え際その他もしっかり加筆はしているのですが、スマホなどの小さな画面でみると微妙な描き込みが見えないようです><
このように描き込みはいれているのですが…、電子書籍での連載は不慣れなので、
「もうちょっと長くはっきりいれなければ、いけないのだろううか…」
と思っているところです。
紙だときれいに出ると思います…;;
もう髪のツヤベタは終わってしまっているので、今月締め切りに間に合うかどうかはわかりませんが、髪のご指摘をうけたのは初めてだったので、弁明は書かせていただきました^^;
●方言のほうは…、もう開き直っているのでいいです^^;
「長崎ぶらぶら節」の吉永小百合さんが話される長崎の方言「姉しゃま」「父しゃま」が本当にかわいらしいのです。
現在の長崎では、「姉しゃま」という方言でしゃべることはありません。
本当に電子書籍サイトで違いがあり、レビュー、評価もぜんぜん違います。
kindleでも皆さんの応援のおかげで、ランキングは全体的にあがり、急に上がったり、Renta!では12月8日配信当初はディリーで7位、月間でも66位に入らせていただりで、本当に高評価でありがたいです!!
たぶん電子書籍サイトで購読される読者層が微妙に違うのと、私があまり知られていない作家なので、目にとまらない、宣伝不足なことも大きい気がします。
宣伝はTwitterやFacebookでなんとかやっている状況で、もう少し手立ては考えたいところです^^;
お仕事のほうは、なんとかノルマを果たし、明日からはやっと連載の2,3巻の表紙の作画に入られそうです!!
12月10日のクリップスタジオのアップデートで、ブラシの設定がいろいろできるようになったので、早々試してみたいです^^