桜庭あさみのつぶやき

桜庭あさみの漫画のお仕事や、日常のつぶやき日記です.

◆桜庭あさみのつぶやき◆  漫画家の桜庭あさみの日常や漫画の制作、お仕事などつぶやきます

「丸山遊女~復讐の蕾~」がまんが王国で再度ランキング入り、ありがとうございます^^

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8月15日に10話が配信され女性部門でディリーでランキング入りはさせていただき、10話はページ数が少なめで、早めにランキング外になり仕方がないと思っておりましたが、配信をされて2週間もたってから、またランキング入りさせていただきました^^

 

7月は海外恋愛小説P125の描き下ろしの締め切りが迫り、休載をさせていただいた上に、10話は更新頻度を落とさないように半分に分けたので、ランキング入りが厳しいと思っておりました。

 

ちょうど12話のからの企画書やストーリーの流れを書いてお返事待ち中で、これからネームに入るので、

 

本当に励みになります!!

 

12話から異人の相手をしていく主人公なので、異国情緒にあふれる遊郭の漫画になります。

今また資料の読み込みや、唐人屋敷の3D背景作成の資料収集にいそしんでおります。

 

昔描かれた絵画を見比べて、間取りや敷地内の構図を謎解きしている感じです^^

よく知られている出島の資料は多いのですが、唐人屋敷の資料は少ないです。

 

まんが王国では、お気に入りにしてくださっている方も増え、レビューや評価をしてくださっている方も増えました。

 

本当に作者としてはうれしくて、たまりません!

 

絵やお話はほめてくださる方が多いのですが、あまりなじみのない「長崎弁」に違和感を覚えられる方がたがいらっしゃるようです^^;

 

私は長崎出身なのですが、子供のころから父が転勤族で長崎県をあっちこっち回っており、大学は福岡県、中学校の教員になってからもまた転勤であちらこちら回り、かなり長崎県内でも方言が違うのでいろいろ混ざっているので、「長崎弁」の本を買って、調べて書いています。

 

それでも完璧な「長崎弁」にすると、まったく意味がわからなくなるので、完璧にはしていないつもりなのですが…^^;

 

江戸時代の長崎には、「長崎弁」をしゃべる長崎人と、「長崎弁」はしゃべらない地役人の長崎人、長崎以外からきている日本人、日本語を「長崎弁」でしゃべる唐人、阿蘭陀人がいて、その「長崎弁」を話すか、話さないかで犯人捜しの手がかりとしているため、漫画のセリフを普通の話し方に変更できない事情もあります。

 

 

 これ以上読むのが難しくならないように心がけたいですが、塩梅が難しいところですね^^;

 

わざわざ買って購入して読んでくださった読者様、レビューのコメントや星をつけてくださる読者様、

 

本当にありがとうございます~!!