この5月は、なんとか7月末までP125をあげようとアシスタントさんもかなりお願いをして、作画を進めており、なんとかP40近くのペン入れがもう少しで終わりそうになっています。
でも今日からは、描きかけの連載に戻ることになりました。
夕方土曜日にもかかわらず、電子書籍の雑誌で過去の作品を再録を毎月していただいている編集部の担当さんから、
「新型コロナウィルスの影響で、大手出版社が電子書籍で過去の人気作品を無料で配信したため、中小の編集部の漫画の売り上げがかなり下がっているため、大幅なリニューアルが必要となり、桜庭先生の作品は連載のため、雑誌形態とあわなくなり、再録ができなくなりました」
と、ご連絡がありました。
来年いっぱいぐらいまでの再録予定分の原稿料が、なくなりました…。
緊急事態宣言で本当に皆様ご苦労をされていて本当に申し訳ないのですが、自宅ですごす方が多くなり、今まであまり電子書籍の漫画を読んでいない方も読んでくださるのではないかと期待をしていたのですが…
「大手出版には、かないません…」
という担当さんのお言葉が胸に突き刺さりました…。
連載のほうも、この5月分はランキングが一番悪く、今日の担当さんのお電話で悪い理由がわかった気がしました。
描きかけの連載は、今までの中では一番重要な回で2巻のしめくくりとしては、間をあけず読者の方には読んできただきたいお話です。
でもP125の締め切りがあまににもデッドなので、連載の作画をやめていたのですが、P125の締め切りのほうは担当さんと交渉ができるとお聞きしたので、3月腰痛で動けなかったこともありますし、1本分の再録の原稿料がなくなってしまい、このまま収入なしでアシスタントさんも雇うことはできませんので、1~1.5か月締め切りを伸ばしていただくことを月曜日にご相談することに決めました。
漫画家は原稿を描き上げないと、原稿料はでません。
私の後の収入は、年に1,2回雑誌に再録される再録料と、自分で出している過去作品集の売り上げのみです。
過去作品集なため、それだけで生活でき、ましてやアシスタントさんを雇うほどの売り上げはありません^^;
カルチャーの講師料も入ってきませんし、「給付金持続化給付金の申請」が十分できるほどの収入減になっております。
どなたも経済面では厳しい状況だと思いますので、私だけ愚痴を言ってはお恥ずかしいのですが、こういう影響で収入減になっていることも伝わればと思います。
連載、過去作品集どうかよろしくお願いいたします^^
かなり経済面が厳しい状況のため、宣伝が多くなりました。
ご了承ください。
◆江戸時代 長崎丸山遊郭の遊女の連載◆
◆過去作品集◆