今日は日曜日というのに、広告会社の担当さんからご連絡がきたり、その関係でまたいろいろご連絡したり仕事関係の事務処理と、久しぶりのお天気で洗濯や家事に精を出して、やっと先ほど町人娘のクロッキーを2つほどやりました。
クロッキーをしながら、自分がイメージしていたものをとしわや見え方が違い、かなりクロッキーしないといけないと改めて、思った次第です^^;
クロッキーをもう1日中やりたいぐらいなのですが、資料の本を読むのもたくさんあり、エピソードを思いついたらiPadにメモ書きに走り、3Dをアシスタントさんが上げてくださるのを確認したりなど、落ち着かずいろいろやっています。
最近読んだ本は
オランダの博物館で、丸山の遊女が出島のカピタンに送った手紙が100通あり、それを筆者の方が長年かけて解読して、本にまとめたものです。
日本には所蔵されていない貴重な遊女の手紙の原文の写真が載っており、その時代を感じることができます。
今丸山遊女を調べている私には、本当にときめく本でした。
ただ江戸時代を調べ始めたばかりの私には、昔の文章が読みづらく、筆者の方はそれぞれの読者の創造や解読に任せるという意図から、詳細には解読されていないのです。
筆者の独断でいいので、もう少し解読してほしかったと思うのは、私が無粋なのだろうか…と思ったりしました。
江戸時代の長崎で特徴的なものは、江戸時代で起きた犯罪と処罰を記録した「犯科帳」が、まだ実在することです。
もう実際の本はボロボロで、それを後世に伝えるために作者が特徴のあるものを抜き出してわかりやすく解読して1冊にまとめたものです。
遊女の事件もあるのですが、普通の町人の生活で中の事件もあり、江戸時代長崎の人たちの暮らしが想像ができて、とてもおすすめの本です。
リンクは、1962年発行になっていますが、岩波書店から特装版がでているので、そちらをおススメします。
私はこの1962年のも、1993年に発行された特装版も同じものとは思わず買ってしまいました^^;
上記の犯科帳をもとに、歴史小説にまとめた短編集です。
とても読みやすく、おもしろかったです。
「嫁御盗み」は2つの事件をうまく1本にまとめて、印象に残りました。
あの有名な遠山金四郎のお父さんが、長崎奉行の中で名奉行として有名で、親子一緒に長崎の犯罪を解決するお話です。
NHKでテレビドラマ化されたものを、小説にしたものです。
さすが長崎県出身の市川さんで、本当に江戸時代の長崎の地理や物事、行事を目に浮かぶように書いてくださり、感謝しかありません。
テレビドラマも見てみたかったです^^
かなり古い本を読み漁り、中古でしかない本もあります。
それ以外もまだ読んでいない本が、枕もとで山積みなっております。
連載準備も忙しいのですが、広告漫画のお仕事のほうもお盆進行で、各社様ご連絡がいつもより遅めなので、7月末がかなり忙しくなりそうな予感がしてきたので、今のうちに家事や明日も市役所の手続きや外で済まさなければいけない用事を済ませてきますので、専門学校が火曜日もあり、水曜日まではブログは滞ると思います。