念願の歌舞伎の公演を見てきました〜^^
見て来たのは下記の公演です。
坂東玉三郎の遊女阿古屋がお目当てで、やっと観ることが出来ました^^
本当に十何年ぶりの歌舞伎で、歌舞伎座の建物も以前と違い大きくて、きれいになってました。
歌舞伎座について、すぐ筋書とイヤホンガイドを購入し、座席は1階の後方真ん中だったので全体や花道をよく見えたのですが、オペラグラスもしっかり持参したので、全体を見つつ、オペラグラスで演技されている役者さんを1名ずつ見たりして、楽しめました^^
最初にあった坂東玉三郎の「阿古屋」は、もう想像以上の美しさの上に、琴、三味線、胡弓の演奏が鳥肌がでるほどすばらしく、連載の花魁のイメージがどんどん膨らんでいき、
「花魁は、こう描くべき!」
と、今から作画に入る私には、本当にありがたいものを見させていただきました。
特に胡弓の弾き方や、音のイメージがまったくなかったので、
「こんなきれいな曲になるんだ✨」
と、とっても参考になりました。
本当に1つ1つのポーズにほれぼれする美しさだったのですが、演奏もすごかったです。
もうこの阿古屋をみただけでも、私は
「十分だ~、感激(TT)」
と思いましたが、次がテレビでおなじみの市川中車が演じるあんまの禿一の「あんまと泥棒」が、間の取り方、演技力がすばらしく、申し分なく面白かったです^^
そして三幕目は、「二人藤娘」が、もう女性にしか見えなくて、女性より女性らしくて、本当に素晴らしい踊りを見させていただきました。
坂東玉三郎や藤娘のお二人の女方の着物をきれいに見せる美しいポーズが、目について離れません。
「そこの手が~」
「そこの襟元が~!!」
「そこの帯から下の着物のラインが~!!」
などなど
美しすぎる~!
と、口に出さないようにして、心で叫んでいた私でした^^;
今日は、こんな美しい伝統の歌舞伎が見られて
「日本人で、よかった~✨」
と、歌舞伎のすばらしさにずっと酔って帰ってまりました^^
「そのままマンガにしたい~!」
と、意気込んで帰宅中、担当さんから2話目のネームの直しが来ました…^^;
詰め込みすぎないように、かなり修正はしてお出ししたのですが、電子書籍なのでまだちょっと詰めすぎている部分があったのと、すでにOKをいただいていたプロットの内容が入り切らず、途中で切っている終わり方だったので、もっと前で終わらせるか、またはページを増やすかのラストの変更が入ってまいりました。
明日中になんとかネームの修正をいたします。
今日は坂東玉三郎や、二人藤娘の踊りを夢の中でも見つつ、早めに寝て、明日ネーム修正をがんばります。