まだ過去に描いた作品が全部配信をされていないので、重い腰をあげてまずは今までの作品一覧の整理をしています。
一覧表は途中から作成をし始めたのと、長崎で一人暮らししていた母が急性白血病で余命1年と宣告されて、看病で長崎と行き来したり、亡くなったあともお葬式、命日や実家の荷物の整理に帰ったりしていたので、体も精神的にもきつかったので4年間ほど正確に記載できず、タイトルやページ数を打ち込んでいただけの時もあります^^;
生活や精神状態を元に戻すのに4年間かかり、確定申告さえもできなかったです^^;
全部で288作になっていますが、少女漫画ホラーやデビュー作のファンタジー、実用書のコミカライズは数にはいれていないので、全部で300作越えぐらいです。
この数が漫画家として多いのか少ないのかはよくわかりませんが、その中で電子書籍配信されているのは半分ほどです。
過去作品集がすぐ全部出せないのは、出版社から原稿が全部戻ってこないので、自分で雑誌の刷りだしをスキャをしているからです。
未配信のものは、フルデジタルではないので、データでは原稿がないのです😢
もう何度も連絡をしても、返却してもらえません…。
7年間も連載していた「保険調査員シリーズ」も未配信です😢
保険調査員シリーズからデジタルでの作画を入れ始めて、カラーは、アシスタントさんに塗っていただいていました。
当時のアシスタントさんのカラーです。
今見ても、とってもきれいなカラーです^^
携帯で、描かれた時代がわかると思います^^
私の初のデジタルでの色塗りカラーは、17年前の保険調査員シリーズ36話目の「再生」からです。
当時デジタルでのカラーの色塗りがまだ浸透していなくて、編集部からいかにもデジタルというのが嫌がられていて、できるだけアナログで塗ったように見せるために画用紙をスキャンしたものをテクスチャにしてかぶせています。
Photoshopで色塗りしています。
この2枚の画像から見ても、絵柄を随分変えてきたのがお分かりになると思います。
レディース雑誌のお仕事は多かったのですが、ジャンルお話により、絵柄は描き分けておりました。
「丸山遊女~復讐の蕾~」がこんな絵柄になり
最近はこの絵柄です。
絵柄を変えられるのは、自分が描きたいジャンルのランキングに入る上位の漫画は全部読んで絵柄を研究していて、模写も得意で流行りの絵柄を自分の絵柄に落とし込むことができ、何よりデジタルでブラシなどの調節で、線が思い通りに描けるのは大きいです。
そのため過去作品集を出すときに、カラー表紙を描き下ろさなければならないので、あまりの絵柄の違いに、読者から
「表紙詐欺」
と、レビューに書かれそうです^^;
もう過去の自分の絵柄に寄せては、つらいので描けないですね~^^;