昨日は予告通り、睡眠多めの上に、仮眠も3時間もとったりして、本当に寝てばかりいました。
ちょっと風邪気味で微熱も出たので、休むことに集中していたのですが、ベットの中でiPadに3、4話のおおまかなエピソードや主人公の心理の変化なども書き出し、昨日中に寝ながらまとまったので、今日はひたすらワードでプロットを打ちまくりました。
それでなんとか2本分、1日でプロットは打ち終わりました^^
2話描いている最中も、寝る前は毎晩資料を読み込んだりはしていたので、時代考証もなんとかちょっと調べるだけで、お話はまとまりました。
3話から完全に遊郭でのお話なのですが、江戸の吉原とはまったく違うシステムの長崎の丸山遊郭の始まりが書けました。
プロット段階で大変楽しく書けたので、ネームをしっかりやればおもしろいお話になると思います^^
7年間保険調査員シリーズという連載をやっていた時も、ペン入れしているときに次の話を考えて、原稿がアップできたら次の話のプロットをすぐ書いて担当さんからOKをいただいてから、お休みにはいっていたのでいいペースです^^
江戸時代の長崎や吉原遊郭の本で最近読んだ本は
京都の医師広川獬が17世紀後半に、長崎に遊学に来た時の記録を、松尾龍之介さんが
広川が京都の画家に描かせた魚や、植物、動物などの原画を元描き起こし、違うところをつっこんだり、説明を漫画で描いてくださって、大変読みやすくて、おもしろい本で、17世紀後半の長崎が、よく読み取れる本です。
出島や唐人屋敷の説明もかなりあり、非常に助かる本でした^^
長崎は、海外の貿易ができる唯一の港がある町で、江戸幕府直轄だったのですが、さすがに江戸からきた役人だけでは治めることができず、長崎の地元の人間を地役人しとして大勢雇用をしたのです。
もともと町人だったものを役人として雇ったので、役職名が江戸の役人と呼称がかなり違いがあります。
その地役人の詳細な名称と、仕事内容と、誰がどの役人の仕事をしたかを説明をしている本で、ずっと謎だった日行使という役人の仕事や、武士がほとんどいなかった長崎で地役人の服装がトーンを貼るまでわからなかったのですが、この本に資料の絵が載っていて、本当にギリギリで助かりました^^
すごくわかりやすく遊郭内の話を詳しく書いてくれている本です。
浮世絵や日本画からの考察もかなり入っているのですが、その紹介している浮世絵や日本画が名前だけしか入っていないので、私のような江戸時代の浮世絵に精通していない人には、ちょっとわかりにくいのが残念な本です^^;
大正時代にださまされて本当に吉原の花魁になった女性の日記や手記です。
読んでいて、同じ女性としてつらい…
つらすぎる内容ですが、遊女になるつらさをやはり世の中に知らしめてくださったことには、感謝しかない本です。
まだ読んでない本も山積みだったり、1度読んだ本も読み返したりして、寝るのがいつも遅くなっいるこのごろです^^;