漫画の実写版でそれも中国の歴史ものなのに、
「よくここまで作り込んだな」
と、期待以上の映画でした^^
登場人物の俳優さんも評判通りぴったりで、原作の漫画ファンの私は本当に大喜びです!
配役に何も文句がありません。
主人公の山崎賢人から、政の吉沢亮さん、そしてわき役の壁将軍まで本当にイメージ通りでした^^
あの難しい役の王騎将軍の大沢たかおさんは、よくぞ体重も15㎏も増やして役作りをしてくださり、しゃべり方が漫画を読んでいたときの王騎将軍のイメージとぴったりで、でてくるだけですごい存在感で、私はもう少女漫画の目のようにキラキラして観てきました^^
政の吉沢亮さんも、吉沢亮さんのファンの方に大変失礼なのですが、初めてイケメンと思った私です^^
アクションシーンも、本当に漫画のイメージを出していて、よく飛び、よく壁にあたり、スピードも迫力もあり、本当にこれだけでも見ごたえのある映画でした。
背景もCGも本当にきれいです。
「よくここまで漫画のイメージや、ストーリーに忠実に作ってくださいました!
期待以上のできです!」
と、映画の制作にかかわったみなさまに感謝をいいたいぐらいで、最後までうきうきして、このGW前の忙しさの疲れがふっとびました。
「もう1度映画館に見に行ってもいい」と思うようないいできでした^^
ただ2つ気になるのが、
①「漫画に忠実すぎて、一般人の方にこの映画としてのおもしろさや時代背景が伝わるのだろうか?」
映画のレビューの中で、けっこう酷評もあったりした中で
「なんでそんなことをするのか、わからない」
という批評もありました。
漫画は紙で図や別の絵を見せて説明できるのですが、映画ではちょっと説明が足りない気がしたのです。
今江戸時代の連載漫画を描きためていて、電子書籍サイト様から
「読者が理解をするのに、負担になるので、もう少しわかりやすくしてください」
とよく言われるので、すごく気になりました。
漫画のセリフは本当にほぼ忠実にいれてくださっているのですが、政の「中華統一する」ということが、どれだけ大変なのか、それを「口に出す、夢と語る」ことがどれだけの大志なのかが、わかりにくかったです。
②「このセリフはいれてほしかった」
やはり時間の関係で変更されたところは何か所かあったのですが、漂が昌文君と逃げているときに王騎将軍から追手がかかり、皆が絶望しているときに、御車から漂が飛び出して、兵たちに活をいれて、本当に秦王のように兵の指揮を高めるいい場面があり、
壁が「正直信じられなかった、ただの下僕の少年が我らを率いているのが…」
(多少言い回しが違うかもです)と言うのです。
本当に馬に乗っている漂の場面がすごくかっこよく、きれいで感動の場面なのに
「なんでただの下僕の少年に、みんな率いられるの!?」
と、「あれっ?」と思ったのです。
たしか漂が秦王の替え玉と知っているのは、副将の壁までで、他の兵士たちは漂を本当に秦王と思っていて、王が自らでてきて、先頭になって指揮をしてくれたから、みんな漂についって言ったと、説明が漫画ではあったはず…
家に帰って単行本をみたら、やはり壁が
「副長である私だけが、漂殿の正体を知らされていたが」
と言っており、このセリフはなくしちゃいかんだろうと思いました。
こういのも、やはり「よくわからない」につながってしまうのが、本当におしいです。
このメンバーでぜひ続編は作っていただきたいので、映画が大ヒットしてほしいです。
原作漫画が好きな人のためだけの映画でなく、一般のいろいろな人を取り込めないと次の話は本当に大掛かりなので、制作費がでないのでは?
などと勝手な心配をしている私です。
「キングダムの映画のおかげで、またGWもお仕事頑張れる♪」
と、にこにこして帰ってきました^^
アベンジャーズもラストなので、みたいですね~
昨年の前編は、映画館では観られなかったので、後編は映画館でみたいです^^
昨日は私の誕生日でもあり、とてもいい誕生日でした^^