髪の装飾に何を使うか決めている最中です。
花魁の装飾って、本当にたくさんです。
頭で重さ3㎏以上になるそうで、よくそれで日常を過ごせたものだと驚くばかりです。
京都島原遊郭の花魁の髪形が一番豪華だったそうです^^
江戸時代で有名な三大遊郭は、江戸の吉原、京都の島原、長崎の丸山です。
着物、立ちポーズは坂東玉三郎の写真を見ながら、クロッキーしています。
まだ何も見ずに描けるレベルではないので、何もかも1つずつ資料を探して見て描いています。
ブログ上のヘッダも、森田春代さんを参考に描かせていただきました。
森田春代さんは、連載企画のテーマを絞ったときにいろいろ調べていて、見つけて今風の美しい花魁や着物の女性を描かれていて、とっても連載の花魁の絵柄のイメージにぴったりでした^^
そして花魁の連載が決まる前から好きだったのは、最近の方ではマツオヒロミさん、その前は上村松園や竹久夢二だったりします。
3人とも画集は持っています。
ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK マツオヒロミ
- 作者: マツオヒロミ
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/08/09
- メディア: 大型本
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最初に着物美人を描いたのは、喜多川歌麿と思うのですが、現在のイラストや漫画に強く影響をしたのは、上村松園と思います^^
初の日本画女性画家だったので、その生涯は波乱万丈で「序の舞」という映画になったぐらいです。
森田春代さんのイラストにも何点か、上村松園の影響があるイラストがありました^^
いろいろな美しい花魁を模写して、いいところを盗みつつ、連載が配信するぐらには自分の個性が出せるようになればと思います^^
着物美人はかなり研究をしないと、なかなか思うように描けませんが、今映画を見たり、資料を探して読む日々なので、花魁の漫画やイラストをみると少しは
「そこのラインや重ねは違うでしょう」
ぐらいは、まだまだですがわかるようにはなってきました。
着物が好きだと、突っ込みたくなる気持ちは多少わかってきた気がします。
(※わかってきたと言いながら…、クロッキーを左右反転してアップしていて、あわせが逆になっているのをアップしてから、気づきました…。
本当にまだまだですね…^^;)
キャラ設定は、アシスタントさんに装飾などを先に作ってもらうために描いています。
4月にあったクリエイターEXPOのおかげで、今もぽつぽつとお仕事をありがたくいただきながら、連載準備を進めております。
今日も夜までは、お仕事の問い合わせやチェックの戻りの対応で、忙しかったです。
今年のクリエイターEXPOの成果は、他の方とまだ連絡を取っていないので成果があったかどうかわかりませんが、名刺交換をしていない企業様からパンフレットを見て、ご依頼があっているので、今年パンフレットはみなさん結構配布できたようなので、お仕事はたくさんご依頼がきていらっしゃるのではないでしょうか^^
私は1000枚弱の配布でしたが、同じ漫画家ゾーンの入り口の方々は、3日目の午前中には1500枚もってきたチラシが、なくなってしまったという作家さんが何名もいらっしゃいました。
4年間クリエイターEXPOには、本当にお世話になりました^^
たぶん私は昨年より仕事のセーブもしているので、クリエイターEXPOでの成果は少ないと思われますが、いい内容のご依頼はきているので、満足はしております^^