主人公が長い唐人屋敷の居続けから、丸山遊郭の引田屋に戻ってきて、いよいよ主人公が遊女の中で一番位の高い「日本行の太夫」になる新章の1回目です。
丸山遊郭は他の遊郭と違い異人を相手にするので、このようなランク付けがあります。
よく呼ばれるのは「日本行」「唐人行」「阿蘭陀行」という名称のほうです。
それ以外も禿から早めに客をとるようになるので、他の遊郭の「振袖新造」というランクはありません。
吉原遊郭は、客からの茶屋の呼び出しの時に花魁道中などがあるのですが、丸山遊郭の資料の本で確認できたのは、「寺宮参詣道中」(寺に参詣する道中)、長崎の大祭「くんち」で他の奉納された出し物と一緒に道中を行う「あいさつ回り」の2つです。
唐人屋敷から戻ってきて半年たってからのお話になっており、初めての禿も世話をするようになり、久ぶりに同じ長屋の幼馴染がでてきたりします。
主人公は12歳で禿になったので髪が禿島田だったのですが、このおかっぱの髪型を描きたかったので8歳の禿にしました。
次回29話まで、この禿の視点から見た主人公の様子になります。
どうか「丸山遊女~復讐の蕾~」28話を、よろしくお願いいたします🥰
休載まであと2話です。
新章に入ったばかりで休載にはいるのは本当に申し訳ないのですが、編集長の意向なので、私にはどうにもなりません…😢
休載が長引かないようにするには、新規連載でがんばるか、私のペースで続きを描かせていただくところを別に探すかの2択になっておりますので、とにかく目の前の30話と早く新規連載を始められるようにがんばります。
企業ポスターもペン入れが完了して、仕上げアシスタントさんにデータをお送りしています。
新規のキャラデザインは、こんな感じで進めようかと思います^^