温泉のあるホテルにきて宿泊2日目です。
お天気が雨は降っていないのですが、曇りで気温も低めで今日は過ごしやすいです😀
温泉に入りまくって、改めて肩がパンパンに固まっていて、足のかかとも痛みがあり、けっこう自分が重症だったことに気がついた次第で、温泉に来てなかったらけっこうやばい状況でした😅
そうかと言って温泉にずっと入っていられず、iPadでお仕事はしております。
私の今描いてる連載漫画は、江戸時代の長崎丸山遊郭の花魁のお話なので、今までとはまったく違う制作方法で描いています。
いろいろな作業ができるように準備はしてきたのですが、3Dの多用が本当に特殊なため、まずレイヤーの整理をして
「データを軽くすること」
が、3Dの背景が終わったあたりから重要になります。
B4の見開きサイズで作画もするので、1枚最高200MBを超えることもあります。
データを開くだけもで時間がかかる重さです。
3D背景の書き出しを1コマずつアシスタントさんが貼ってくださるのですが、もうトーンもこのようにグレーで%別にレイヤーを分けて貼ってくださるので、そのトーンの確認をしてから統合して整理を現在は私がやっています。
このように整理していきます。
背景のほとんどが3Dなので、ページ数が多ければ多いほど地味に時間がかかる作業です😂
なのでiPadで限られた作業で、ホテルでやるのには最適なので、アクションを作ってクィックアクセスに登録して、クリックしまくっています。
選択したレイヤーを統合して、トーン化して、表現色をグレーに変更して、乗算にするまでをオートアクションで作りました。
4工程を1クリックでできて便利です。
地味な作業だからこそ、オートアクションでかなり効率化です😀
次にやっているのが、コマ枠フォルダで断ち切りなどのマスクがかかったところを消す作業です。
紫になっているところが、コマ枠フォルダのマスクでコマ枠フォルダに線画や吹き出しをいれると、画像は全部消えてしまいます。
枠線の外にマスクがあるのはとても便利なのですが、連載の漫画のコマ割りが少女漫画のコマ割りに近く、枠のないコマや断ち切りがかなりあります。
どうしてもめんどくさい時は、コマ枠フォルダのラスタライズして、下に新しいレイヤーを作って、枠線の外をホワイトで塗りつぶしたりもしますが、
「何のためのクリップスタジオのコマ枠フォルダ?」
なので、コマ作成ツールの折れ線コマを使用します。
設定はこれです。
選択範囲ツールの折れ線のようにマスクを消したいところを枠線にかからないように選択範囲を取ると、マスクが消えます。
でも最初からきれいには消せないので、操作ツールをクリックして制御点を表示させて、微調節をします。
作画が急がれているときにこれをやらなくてはいけないと、かなりめんどさく感じるのですが、iPadでは調節しやすいので、本当にホテルでやる作業では最適です😀
以前参加させていただいたねもと章子先生のクリップスタジオの基礎講座でも、別の方法のもっと簡単に枠線のないコマの作成をする方法を教えていただいたのですが、私の漫画は枠線のないコマが多いので、やはり今までやっていた方法をやっている感じです。
今度お会いしたときにまた相談をしようと思っています😀
こんな感じで、ホテルで作業しています〜