江戸時代長崎丸山の遊郭の連載の2話目後半から、遊郭が出始め、アシスタントさんと遊女の着物柄を選ぶのに四苦八苦しました。
手持ちのトーンでは、華やかな着物柄が少ないのです。
それでアシスタントさんに相談をしたら、「着物柄の素材は、いかがでしょうか?」とアドバイスをいただき、フリーの着物柄をアップしてくださるところがたくさんあり、
ネームを描きながら、DLしまくっております。
もうこんなにDLができました。
ところがほとんどカラーです。
カラー表紙には使えますが、肝心の本文はグレースケールでアミにしなくてはなりません。
pixivでこんなにきれいな着物柄をアップしてくださり、本当にボルボネ様
ありがとうございます!!
さてトーンにするために、レイヤーをグレーに変えます。
そしてこれをクリップスタジオでトーン化します。
ベタも線画もアミ化してしまい、これはこれでもきれいですが元のカラーのきれいさが全然でていません。
それでもこれで着物のトーンを増やすしかないとあきらめていたときに…
その時時でやり方は変えてますが、こんな感じで。 pic.twitter.com/7PvN1aVjqS
— 聖月 (@miduki_85) April 27, 2019
「これは…、カラーの着物柄素材に使えるかも!!」
とやってみたら、大成功でした!!
トーンは60線の円です!
下記から本当にお役に立つ、カラーの着物柄の素材をトーンにする方法です。
1、描画色をカラーからグレーに変更
2、レイヤーを複製する
3、複製したレイヤーで、レイヤープロパティのライン抽出をクリック
クリックしただけで、こんな線画出ます。
4、ライン抽出の設定の調節
5、ライン抽出をしたレイヤの表現色をモノクロで、透明にするため黒だけクリックします。
6、下の元のレイヤーをトーン化する。
完成です^^
もうこれで十分なトーンになりました^^
7、ライン抽出の下にLT変換があったので、ためしてみましたら、これもきれいにトーン化できました^^
輪郭線1は、表示させていないです。
聖月様、本当にいつもありがとうございます!!
着物の柄のフリー素材は、大変多いです。
今ネーム中で大変なのですが、在宅アシスタントさんにこの作業をお願いをしなくてはならないので、マニュアルとしても作りました^^
トーン貼りでもなんでも、アシスタントさんが増えるたびに同じことを言わないように
OneNoteで、うち独特のやり方はまとめて、アップをして共有をしています。
やり方が決まったら、どんどん書いていって、
「OneNoteの、どこどこを見ておいてください」
が、楽なのです。
写真や画像資料も全部OneNoteで共有しています^^