昨日メールを出したので、昼間の早めにお返事がいただけました。
かなり読み込んでいただき本当に細かい修正をいただいたのですが、プロットはできるだけセリフは短くいれないようにして、おおまかなあらすじを書くものなので、私の真意が伝わっておらず、そして長崎の丸山遊郭が江戸の吉原と似ているようで、違いがけっこうあるので、担当さんがよくそこがわからないらしいので、また一から企画書や丸山遊郭の説明書を作成することになりました。
プロットOKでしたら、土曜日にはネームは完成していたのですが、今後の展開なども重要なことなので、「企画書改」として今晩がんばってまた作り直します。
かなりの量の企画書になるので、明日の夜ぐらいになりそうな予感です。
連載が毎月か隔月かは、企画書を出したからと言って決まることではなく、連載を始めてから、いろいろ判断をしなくてはならなさそうです。
私自身も毎月連載やりたいのでいろいろ工夫をしたり努力はしますが、どんなにやりたくても毎月何日も徹夜をしなくてはいけなかったり、毎月決まった原稿料が入らなければ、体も持ちませんし、生活することもできません。
一番忙しい時は、月に2本の連載でカラー6Pと本文100Pほど描いていましたが、1週間で1本目ネームを書いて、1週間でカラー3Pと本文50Pを仕上げて(最後の3日間で睡眠時間は6時間)、休みなく2本目のネームを1週間そして残り1週間でカラー3Pと本文50Pを仕上げることをやっていました。
2本目は作画に入ったら、1.5時間寝て4~5時間作画、そしてまた1.5時間寝て、4~5時間作画を1週間繰り返してあげていました。
さすがに
「病気になる…」
と、思ったくらい疲労で、くらくらしてました。
朝アシスタントさんがくるので起きようとしたら、部屋がぐるぐる回り、立っていられず、アシスタントさんがインターホン鳴らしてもすぐ出ることができず、やっと出てから、アシスタントさんに付き添ってもらい、病院に行ったこともありました。
ただの疲労だったのですが^^;
ジャンプの週刊連載でも月80Pなので、それより多いページ数を描いていたので、睡眠時間を縮めても、アシスタントさんはかなり入ってもらわなくてはならず、体は疲労困憊のうえに、アシスタント料で原稿料がかなり減るので、どんなに仕事がたくさん入って忙しくても、
「私は、マンガで儲かったぞ(収入が増えた)」
という実感が、今年漫画家になって29年目になりますが1度もありません^^;
単行本がでない薄利多売の作家だったので、漫画の収入で生活するのが精いっぱいでした。
もう若くもないので、体力も財力もありませんので、寿命が縮むほどの無理はしない選択はしなくてはなりません。
無事連載が始まりましたら、どうか応援よろしくお願いします^^
まだタイトルも決まっていませんが^^;