昨日中に広告漫画の原稿をアップして、今日から、2月にあげた連載1話目の修正作業に入ります。
今回の連載で初めて電子書籍サイトでマンガを描くのですが、雑誌でマンガが掲載されるのと違いがけっこうあり、ネームの時からいろいろ苦戦はしており、原稿を上げてからもけっこうな修正が戻ってきて、かなり驚いている状況です。
修正には、今日からたぶん私だけの作業が丸3日間、それからアシスタントさんに作業をしていだくのが数日かかる状況です。
このため2話目も作画に入っているのですが、今月中には上げられなくなりました…。
私が以前雑誌で描いていたころは、不景気なものあり、かなりお話を詰めて描いていたので、1Pにコマ数もセリフも多かったのです。
電子書籍サイトは、スマートフォンなどの小さい画面で読む方も多いので、写植は大きく、コマ数も少ないのです。
電子書籍サイトと雑誌の違いをまとめますと
雑誌も写植は20級と書いていますが、雑誌と電子書籍が同時配信になってきているので、少女漫画などはかなり雑誌でも等級は大きくなってきています。
それと見開きがなしというのも、驚いています。
そのため「のど」という概念がなく、のどの断ち切り範囲でも修正が入り、驚いている状況です。
もちろん電子書籍サイトによっても、また違いはあると思います。
「小さい画面でも、見やすい構成にする」
と、いうのが基本的な違いで、その他も細かい違いや変更が必要で、写植を私は20級で打っていたので、フキダシをまず大きく全部変更をする必要があり、修正に時間がかかる状況です。
あとは雑誌は原稿が完成をしてお渡しをしたら、修正はほとんど入りませんが、電子書籍サイトは完成してからも修正が入るのも大きく、締め切り自体を早めに設定をしていないと、締め切りまでの完成が危ういです。
1話目でこういった修正をしていけば、電子書籍の漫画の描き方になれていくのではと思います。
ブログのこの記事を書いている間に、昨日あげた広告漫画の修正が戻ってきました!
最後の確認があまく、1コマ全部描き直しになりました><
修正の嵐に泣きながら、がんばります^^;