桜庭あさみのつぶやき

桜庭あさみの漫画のお仕事や、日常のつぶやき日記です.

◆桜庭あさみのつぶやき◆  漫画家の桜庭あさみの日常や漫画の制作、お仕事などつぶやきます

初心者さん向けの漫画投稿サイトのご紹介②

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※要注意事項※*******************************

雑誌に投稿を考えている作品は、雑誌の多くが投稿作品は非公開作品という条件がついています。

雑誌投稿を考えているなら、雑誌でよく応募要項を読んで、投稿をして結果が出てから、

 

もうどこにも投稿しない

 

と確定をした作品を、あげてください。

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今日は、ページ数が少なくても投稿できるサイトをご紹介します。

 

 

●投稿しなくてもアップしているSNSやブログのURLを送るだけでいいサイト●

「Next comic ネクストF」

 

www.ohzora.co.jp

 

宙出版電子書籍サイトです。

半年に1回ネクスト大賞の締め切りがあり、それにあわせてURLを送るだけです。

賞に入ったら連載が決まり、原稿料がでます。

応募するためにわざわざ新作を描き下ろす必要は、ありません。

 

 

1Pから投稿ができるサイト

「マンガボックス インディーズ」

creator.mangabox.me

最近読者や投稿が少なくなっているそうですが、一番大きなサイトで読んでくださる読者数が多く、反応がたくさんもらえるサイトです。

投稿者が多いため、よほどいい作品ではないとランキングがもう固定されていて、入りにくいところでもあります。

 

「マンガごっちゃ」

mangag.com

中規模ですが、投稿すると編集の方が審査をしてくださり(そこまで審査自体は厳しくありません)、コメントをくださったりします。

単行本がでるのを売りしにしていますが、単行本化された作品は少ない印象です。

マンガごっちゃACEというサイトで、描いた作品を電子書籍で販売できるシステムもあります。

mangag.com

 

「マンガハック」

mangahack.com

 

中規模の投稿サイト。

TwitterなどのSNSで、よく宣伝をしてくださるサイトです。

マンガハックPerryとういうサイトで作品を電子書籍化サービスもしています。

表紙のデザインやタイトルなどの編集もしてくれます。

perry.mangahack.com

 

「メディバン クリエイターズ」

medibang.com

英語でしかアイキャッチがでず、申し訳ありません。

日本のサイトです。

メディバンペイントProという無料の漫画作成ソフトで有名な会社ですが、マンガ、小説、イラストが投稿できます。

 

アップしたマンガ、小説、イラストを、販売することもできますが、まだ読んでいる人が少ないため、無料公開が無難です。

 

まだ小~中規模のサイトですが、アップした原稿を数ヵ国語に翻訳ができたり、現在連載ができる漫画家を200名も大募集をしているパートナープログラムがあります。

 

海外の翻訳にも力をいれています。

 

私もメディバンの公式マンガで、「毒女の園」を配信させていただいておりますが、

広告宣伝が大変優秀です。

 

まだよく知られていないのが残念なぐらい、新しいことをやろうとがんばっているサイトなので、これから大きなサイトに発展する可能性を持っているサイトです。

medibang.com

 

「マンガにしてみた。」

dokusho-ojikan.jp

 amebaの「読書のお時間です」のサイトです。

女性の読者が多めのサイトです。

エッセイなどの作品も多数です。

 

「note」

note.mu

 

SNSなのですが、クリエイターさんが多く、下描きでもネームでも、フォロワーがつけば、みなさんよく「いいね」を押してくれるサイトです。

1記事100円から販売もできて、いい機能はたくさんあるのですが、テキストの文字が打ちにくかったり、他の方の検索がしづらく、新着などの紹介もなく、新しく入ってもあまりフォロワーが増えない本当に残念なサイトです…。

マンガも、エッセイ系が人気ですね。

 

●4Pから投稿できるサイト●

「4PAGS」

sai-zen-sen.jp

審査があり、応募したからと言って必ず掲載されるわけではありません。

でも4Pだとすぐできそうな感じがして、がんばれる人も多いのではないでしょうか。

モノクロでもOKですが、フルカラーだとありがたいと書いてありました。

 

 

 

これ以外で8Pから投稿サイトもいくつかでてきて、忙しくてなかなか1作描けなかった人も、描きやすい時代になってきました。

 

1作ずつ完成したほうが絶対早くうまくなるので、短いページで投稿できるサイトにどんどん投稿してほしいです。

 

次回は、原稿をアップしてちょっと報酬がでるかなというサイトをご紹介したいです。

 

記事を書くのがけっこう時間がかかるので、明日というわけにはいきませんが、早めにご紹介します。

 

上記の「※要注意事項※」には、お気をつけてください。