桜庭あさみのつぶやき

桜庭あさみの漫画のお仕事や、日常のつぶやき日記です.

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1月15日「丸山遊女ー復讐の蕾ー」の4話が配信されます^^

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江戸時代長崎での奇習「嫁盗人(よめすっと)」で嫁入りをするはずだったたった一人の身内の姉が翌日川岸で殺されているのが発見され、悲しむ間もなく、遊郭の下働きをしていたはずの姉が、遊女の上、抜け荷の手伝いをして仲間に殺されたと聞かされる主人公大石るり。

 

必死に姉の無実を晴らそうとしますが、借金の方に自分自身も揚屋の引田屋に売られ、遊女の見習いにさせられて、遊郭になじめないまま絶望をして自分の死さえのぞんで悲しんでいる時に、「姉の咲を身代わりにした」という遊女とその間夫の話をたまたま聞いしまい、驚く。

 

までが、3話のあらすじです。

4話から姉の復讐を誓いますが、まだ12歳の主人公がこれからどんな復讐をしようとするのかがこれからの見どころになります。

 

江戸時代長崎の丸山遊郭のしきたりなどが、鎖国時代という世情から、江戸の吉原や京都の島原の遊郭とはまったく違うものです。

 

そのため丸山遊郭が特殊なので、主人公は12歳から始め、主人公の目から丸山遊郭をわかりやすく説明をいれて連載をスタートした漫画です。

吉原遊郭と違い、振袖新造がいない(資料や文献では確認できない)ので、禿から早く遊女になってしまうのです。

 

主人公が町娘で幼いのでまだ全然地味ですが、江戸時代長崎の情緒をお伝えしたいのと、遊郭内なので華やかな遊女達や今描いている7~8話から素敵な花魁もでてきます^^

 

昨年12月15日に配信を開始されて、もう1か月になります。

現在7,8話を2本同時進行であげていて、年末年始行事やら、年末の疲れがでて寝込んだり、あげくにメインPCが不調になり、予定よりは8日間近くも遅れていて、今必死でペースをあげているところで^^;

 

「もう連載が開始されてから、1か月!

 はやか~(←ここだけ長崎弁)」

 

という状況です。

 

たぶん上記の文章の単語がわからないものがあると思います。

また締め切りが無事にあがったときにでも、ご説明をさせていただきます^^;

 

4話もどうかよろしくお願いをいたします^^