ネームはすぐOKの返事をいただき、今月は連載は早く上がりそうと思い、にこにこして3D背景のあたりを貼っていたのですが、今回使う新しい3D背景がかなり資料と違っていまして、修正を急ぎお願いせねばならず、でも3Dアシスタントさんが8日まではつかまらないのです。
そのため仕事の手順を変えなくてはいけなくなり、もう3D背景の貼り込みが済んでいる予定で別のアシスタントさんも入っていてもらっていて、3D背景が入っていないとMOBや小物も入れられず、作業がないのです><
入ってもらっているアシスタントさんの作業をつくるのが、大変になってしまったこの数日です;;
3D背景は、普通に描く背景より制作期間がかかるので、2話ほど先の背景はお願いはしているのですが、私が描いている江戸時代の長崎の背景が普通の江戸時代の屋敷などと構造がかなり違うので、3Dの背景を制作される方がかなり苦労をされています。
それに私も資料を少しずつ読み込んでいる状態で後から新しい資料も見つかることもあり、そのたびに追加修正料金をお払いして修正をしていただいております。
江戸時代に描かれた絵画から3D背景のほとんどはつくるので、遠近法が周知されていない時代でパースが違っていたり、火事が多かった江戸時代なので、絵画が描かれた時代により、同じ背景でも構造が違っていたりで、解読が大変です^^;
作者不明の絵画も多く、描かれた年代もはっきりせず、
「どっちが、本当なのー!?」
と、間違い探しのパズルを解くような気持で、2つの絵画を比べたりもしています。
3D背景には制作期間と制作費がかなりかかり苦労をしているのですが、トーンまで貼っていただき、1つの3Dデータから、違う方向から何枚も背景ができるのが魅力ですね。
本文にも3Dの書き出しを合わせていただき、合わせた元のPSDデータをフォルダに整理して書き出しをしていただいているので、1つの3D背景からもうこんなに背景ができています^^
「XnVewi」という無料ソフトをさっきインストールしました。
「ViX」を使っていたのですが、この記事で紹介をしようとしたら、2018年3月にViXに脆弱性があることを公表し、本ソフトウェアの使用中止を呼び掛けがあっているとDLサイトに書いてあり、あわてて画像ビュアーソフトを検索してDLしました。
サムネイル画像は小さいのですが、クリックすれば下に大きいサイズが表示されて、コンタクトシート作成や画像編集までできるようです。
ブログを書いて、いいソフトを見つけました^^
3D背景制作のアシスタントさんが入られるまで、バタバタしております^^;